わたしはさまよつていました のらいぬみたいに
妻が関わっている埼玉のグループで、こんな文章が綴られた。24歳の女性による、2度目の文章だ。
わたしはさまよつています のらいぬみたいに
ちいさなたましいがきぼうがきぼうにむかつてあるきはじめました
やつとというゆうよりながかつた
うちにひめていきてきてつらかつたときもあつた
ことしはいえてはなしができたからなやんでいたことがついにかないました
先月は私もお会いした方なので、再び書けたと聞いて、心から喜びを感じた。それにしても、「のらいぬ」という表現には、どれほどの深い思いがこめられているのだろう。若い女性が、自らのことを表現するのに、あえて「のらいぬ」という比喩を使うとは…。それに対して、「ちいさなたましいがきぼうにむかつてあるきはじめました」という表現は、つつましい品性を秘めた彼女にふさわしい。
このように書いた後、彼女は、わたしについて次のように尋ねたそうだ。
しばたせんせいはなにのせんせいですか
こくがくいんだいがくはどこにありますか
今回は、お会いできなかったけれど、また、じかにいろいろなこ
とをうかがえたらと思う。
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2008年11月25日 00時20分
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自主G埼玉3 |
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