きぼうのきたかぜ
嘉門達夫の大好きな20代の男性、○○さんは、常にそのCDを流していることを求めてくる。そして、そのかたわらで、気持ちを綴った。
むかしからいいたいことはたくさんあったけど
いおうとしてもいうことができなかったので いえなかった
いいたいのにいえなかったのでつらかったけど
しかたないとおもってきたけど
けしてあきらめないでよかった
きっといつかかなう
くだらないうただけどだいすきです
ねがいはとおもってきました
いがいにもかなったのでうれしいです
ぬいぐるみのいきかたにおわかれです
くやしいこともたくさんたくさんあるけど
くやしいこともわすれることができる
くやしいこともこれでわすれることができる
ここで、詩を作ったことはあるかと尋ねた。すると答えは…。
いいうたいっぱいつくっています
そして、さらさらと以下の詩が綴られた。
きぼうのきたかぜがふき
ていくうひこうをするつばめたちは
みなみをめざし
いきたいところをさがし
ひこうをつずける
くなんがまつこどくなたびを
きぼうのきたかぜがふき
しらないひとがすぎていく
みたこともないすてきなきぼうのひとみをして
くるしみをのりこえ
みなみをめざして
きぼうのきたかぜがふき
しらないすずめがにげていく
つよいとりになろうとして
くるしみのみちをさがしとびたってゆく
しらないきたのくにをめざして
きぼうのきたかぜ。
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2008年12月2日 00時43分
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自主G23区1 |
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