手をつないで伝え合ったこと
一日、ある学校におじゃました。ゆっくりと学校の雰囲気を味わわせていただくことを目的としていたので、パソコンやスイッチは、控え室において活動に参加した。歩くことのできるお子さんが中心の学校だが、なかに、肢体不自由のお子さんもいた。
絵本が大好きな男の子に求められてとっかえひっかえずっと絵本を読んであげていると、となりに、ちょこんと小1の女の子がすわって、私と男の子のやりとりをずっと見つめている。男の子が行ってしまったあと、その子を膝に抱えて、手をとって「あかさたな」ととなえて気持ちをきいてみた。パソコンとちがって消えてしまうので、うろ覚えの記憶になってしまうが、いろいろなことを語った。
うれしい
ちいさいころからはなしたかった
いいやりかたですね
げんきなこどもがうらやましかった
かあさんにもつたえてください
またきてください
というような内容の言葉をたくさん語ってくれた。また、絵本をとっかえひっかえ読んでいるのをおもしろそうにみていたけど、どうしてと尋ねると、
たくさんきれいなえをみることができるから
と返事がかえってきた。
担任の先生も、ずっと見守っていてくださって、その学校のあたたかい雰囲気もあいまって、とても、穏やかで密度の濃い時間を味わわせていただくことができた。
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2009年1月28日 00時36分
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