白い希望
	
		
			| 5月24日に開催される若葉とそよ風のハーモニーコンサートの結団式が、町田市内の福祉施設の体育館を借りて行われた。E.Kさんはその施設に入所している。彼女は、3月1日に会ったとき、パソコンで詩と曲を私に伝えてきた。曲は階名を書くことによってだ。それから、何とか楽譜にしてきたが、まだ、はっきりしないところがいくつかあった。それを今回、昼ご飯の時間に聞き取った。すると、少し変えたといって、もう一度詩を書き、私がはっきりしないところのメロディをもう一度尋ねた。 
 しろいこいぬ しろいゆきを
 ふしぎそうにながめている
 しろいゆきは きぼうのししゃ
 ねがいをかなえて そらからふる
 ちいさいころから ひとりぼっち
 ちいさいころから ぬいぐるみ
 ちいさいわたし ちいさいゆめを
 ねがいとともに ゆめみている
 
 
  
 この詩は、コンサートのミュージカルで使うことになっている。彼女を想定した役柄の女性が、北国の施設で暮らしていて、雪を実ながら、心の中でこの歌を歌うという設定だ。幸い、彼女は仲間のいるこの町にとどまることができた。しかし、少なくない仲間が、遠い施設に去っていった。その一人一人が、いろいろな思いをもっていただろう。しかし、聞き取る方法が、間に合わなかった。
 
 
 
 
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		2009年3月31日 09時03分
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青年学級 |
 
		
		
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