未来を語るグループ その3 語り合いと3人目の言葉
3月に高等部を卒業した男性と関わる前に、3人で、意見交換の場を持った。話題は、2日後のHさんを招いてたときのことだった。
誰の発言ということは、うまく整理できていないが、1台のパソコンにそれぞれが言葉を書いていったままに記したい。
Hというひとはどこにすんでいるのですか
(千葉からです。)
ちぱけんからどうやってくるのですか
(バスだそうです。)
(H君の創作童話について)
すてきなはなしでしたか
じぶんはまだよんでいないのでわからないけどすごいね ものがたりをつくるなんて
Hくんはなんさいですか ゆうきがでてきますひいでたさいのうですね
にんげんとしてみとめられてよかったね
にんげんとしてみとめられてもっとみらいをひらいてほしいね
Hくんのしょうがいはなんですか
(自閉症です。)
じへいしょうといってもこころはわたしたちとかわらないのでしょう
ゆうきをもらえたらいいね
Hくんのはなしはだれがしっていたの
へーりかいしてくれたらうれしいね
ぼくたちのことをにんげんとしてきもちはおなじだとおもうからきたいしています
みらいがひらけるといいね
なにをきけばいいのですか
ねがいはゆうきをもらうことです
りかいをしてくれたらうれしい
ゆめをもっていきることがだいじだということです
にんげんとしてみとめられることがだいじだとおもうのでよろしくおねがいしますといいたいさです
りそうはりかいされることですがなかなかむずかしいとかんがえています
どうすればりかいしてもらえるのでしょうか
りかいをしてもらいたいです
なやんでもはじまらないのではやくこうどうにうつそう
なんでもいいからはじめることがだいじだとおもいます
じぶんのきもちをにんげんとしてうったえていければいいとおもいます
それにはりかいしゃをふやすひつようがあります
じぶんたちのきもちをはやくりかいしてもらうひつようがあります
みんなのきもちがひとつになればできるとおもいます
りかいしゃがひつようです
まずはゆうきをもってじぶんたちのこえをあげていきましょう まんなかにHくんをおいて
こんなんをのりこえていけばいいのではないでしょうか
思いのほか、進んでいく話に、やはりみんなが語り合うことの重要性を痛感するとともに、Hくんとともに、新しい時代が生まれてくる予感がした。
地球上の楽園に理想的な夢をまき、夢を笑いながら未来に向けて育てよう。
きっと理想の花が小さな実をつけて、みんなに笑いをくれるだろう。
わかってくれない人たちを待ち続けるよりも、一人でも多くの理解者を増やそう。
希望はわかってくれる人がいれば理解者が少なくても大丈夫です。
ゆいつの夢はわかってくれる仲間と困難に向かって
みんなでもっと勇気を出していければいいと思います。
詩です。歌ではありません。
ここで、あえて、歌を作っていないか尋ねてみたところ、あるという。そして、次の歌詞が書かれた。
願いの輪の中に ぼくらの夢を結び
身につけた理想をランプの光のようにともしながら
勇気を出して船出しよう
勇気が胸にあゆれたら
ランプはやさしく照らすだろう
やさしいランプの光のせいで
夢が明るく光るだろう
そして、歌について次のコメントをくれた。
小さいときから歌をいつも作っていました。ランプはいつもかあさんが寝る時につけてくれます。忘れられない美しさです。天井の電灯です。人間としての夢の象徴です。理想てす
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2009年8月16日 02時14分
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