12月6日の青年学級 Sさんの詩
12月6日も、青年学級では多くの人が言葉を語った。その中から、Sさんの詩を紹介したい。多くの方の言葉は、パソコンではなく、手を振る方法でノートに書き取ったものなので、整理に時間がかかってしまっているが、Sさんの詩は、パソコンで綴ったものである。
可能性に挑戦しよう
未来の楽園のために
勇気を出して理想の国をめざしていこう
勇気を出して未来と過去の呼び声を断ち切って
私の今を大切にしていこう
未来の夢は自分の理想
未来の希望を心にかかげ
未来に向けて歩いていこう
聞いて未来の伝言を
聞いている過去の淀んだ物語を
じっと耳をすませていると
心と心の喉元に
美人の咆哮が聞こえてくる
小さな美人の心の中に
勇気のかけらが眠っていることを
誰も知る人はいない
人間としていい生き方を求めてきて
気持ちをうまく表現できず
ひとりぼっちで生きてきたぼくの
ゆいつの願いは
こうしてばい菌のように生きるのではなく
みんなを人間として受け入れられる世の中がくることだ
いい自分を作っていきたいと思う
みんなといっしょにこの道を歩き続けていきたい
小さいときからのランプのような願いだ
過去のきびしさと未来への切ないばかりの希望が語られた詩だ。一般就労をしていう彼には、けっこうストレスがたまることもすくなくない。心ない言葉もこれまでもたくさんかけられてきたことだろう。そんな彼が懸命に未来の可能性にかけようとする気持ちに、心から感動した。
敏感な言葉をありがとうと言いたいです
最後にこう綴って彼はスイッチから手を放した。
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2009年12月19日 00時01分
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