きんこんの会の船出
個別的な関わり合いの場から、お互いの気持ちを語り合う場へどうやって発展していったらいいのか、その答えの一つが、ようやく出た。研究室が横浜たまプラーザキャンパスに移ってもうすぐ1年になる。ゆったりとした空間でできることはないかと、思い巡らしてきたが、答えはひょうんなことから訪れた。ともかく、来れる人で集まってみよう、それがきっかけだった。1月に町田のかりんくらぶのメンバーの三人と、横浜在住の青年とが私の研究室を訪れた。たまたまみんな去年の3月に学校を卒業した社会人1年目のメンバー。通訳を会しながら、話しは面白いようにはずんだ。そして、次の日程を3月に決めた。
横浜の青年と、かりんくらぶの女性1名は、体調不良で残念ながらこれなかったが、今回は、新宿の学習会サロンのメンバーが二人があらたに参加してくださった。
そして、そこへ、何と、東大駒場の哲学の先生まで来てくださって、話は哲学からコミュニケーションの方法まで、縦横無尽に広がった。
そして、そんな会話のさなか、かりんくらぶのメンバーの女性が、突如、この会の名前を「きんこん」にしようとパソコンで綴った。意味は響き合いとのこと。ひそかに、いつか会を作るとしたらどんな名前がいいだろうと想像をめぐらせていた私の貧困な想像力をはるかに越えて、すばらしい名前が提案された。
4月から、学生も交えながら、どんな展開ができるか、まったく未知数だが、来れる人が月に1度でも集まって言いたいことを言い合い
ながら、みんなの存在をどうやって社会に認めさせていくかを考えていきたいと思う。
開催日は、このブログで公表していこと思う。もし、興味のある日尾は、ぜひ、ご自由に参加していただけたらと思う。
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2010年3月19日 00時49分
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