罪について
中学生の☆☆さんの、若者らしい一編の詩。
住みなれた街に別れを告げ
青年はひとり旅に出る
どこにならどんな苦難も乗り越えられる
遠い希望の街はある
どこになら罪をゆるしてくれる
そんな仲間は住んでいる
仲間に伝える夢は
まだはるかかなたの山の向こう
忘れられない若者の勇気をまたとりもどして
前にひらける未来の世界に
若者はまた歩きだす。
罪という言葉が気になり、尋ねてみた。
きびしいときに作った詩です。罪とは私たちのもっている障害のためにまわりの人々に迷惑をかけてしまうことです。小さい時からそのことが気になっていました。
そこで、いたずらをしてお皿をわると罪だけど、お手伝いをしてお皿をわっても罪とは言わないという例を出して、障害は罪ではないということ、そして、そもそも、迷惑という人もいるかもしれないが、迷惑と限ったわけではないということを説明した。そして、もちろん、おかあさんは、どれだけ、迷惑どころかとても大切な存在であること、☆☆さんから勇気をもらう人もいるということをご説明された。
どうしてそんなふうに思えるのか不思議です。先生はなぜ私たちとつきあっているのですか。
容易に答えられる問いではなかったが、世の中でいちばん大切なことは、人と人とがこうして関わり合うことだというようなことを答えた。
小さいときからの疑問が解けました。よかったです。わかった、おかあさん。でもやっぱりもうしわけないです。そうです。ほんとうに気になっているので心配ですがきょうは話せて安心しました。よい日です。いい一日になりました。ありがとうございます。いろいろ教えてもらってうれしかったです。勉強になりました。
すでに、☆☆さんは、りっぱな大人になっていた。
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2010年7月28日 08時50分
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自主G23区2 |
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