ニックネーム:柴田保之
性別:男
年齢:56歳
障害の重い子どもとの関わりあいと障害者青年学級のスタッフとしての活動を行っています。連絡先は yshibata@kokugakuin.ac.jp です。

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2011年08月12日(金)
東日本大震災に思う 7月10日
 7月、☆☆さんは震災後の政治の現状を嘆くところから話を始めた。 

 いい気持ちだったのにまたばかばかしい政治家の話で残念です。行き過ぎた政治家の言葉はよくないけれどなぜなのかわからないけれど名ほどある人がではどうしようもありません。満足のいく人はいないのかもしれないけれど何とかならないのかと思ってしまいます。

 もちろん彼女の嘆きは、テレビに登場するコメンテーターのそれとはまったく異なるものだ。彼女が嘆くのは、理想が語られなくなってしまったことだ。
 
 私たちにとってランプの明かりを灯してくれそうな人は被災地の人たちです。凡庸な人たちは何とか立ち上がろうとしているけれどなかなかわからないのは唯一の希望は私たちのような存在にとっては理想がないと何ともならないのにさっぱりわからないのは理想を語る人がいないことです。もっと高い理想がないと私たちまで生きる希望を失ってしまいそうです。ランプの灯りが消えてしまわないように私たちをもっともっと世の中で発言させてもらえたらと思ったりしています。なかなかむずかしいとは思いますが私たちにしかわからないことがあると思うので私たちにも今回だけは言わせてもらいたいです。私たちにとってわずかな希望は理想さえあれば人間は生きていけるということです。まだまだ復興には時間がかかるのかもしれないけれど私たちのようにずっと黙々と生きるしかなかった人間にとってはよい地域の絆や人々の理想こそが大切だということがよくわかっているので理想こそが今必要だということは自明の理です。悩みは尽きないかもしれないけれど理想さえあればろうそくに明かりはともるはずです。わかってほしいです。 

 大震災の後の思索の積み重ねから、理想がないところでは生きてゆくことがかなわないという自分たちの立っている場所をしっかりと見据えた上で、わずかな希望があれば人は生きてゆけるという思いと、地域の人々の理想こそが大切だという考えを、できれば声高に語りたいけれども、それがとうていかないそうにないはがゆさ。そういうものがあふれた彼女の言葉だった。

2011年8月12日 11時58分 | 記事へ |
| 研究所 / 東日本大震災 |